・Adjudication Coreの選出
Adjudication Coreはモーション選び・アロケーションなど強大な権力を持つわけです。
例えば、数年前のWUDCでは「ヨーロッパ勢に有利なアロケーションがされた」として問題になったり、また他の年も「オーストラリアで行われた大会に近いモーションが出て不公平が出た」などとして問題になりました。
したがって、regional representation(例えばUADCは各国から1人のみ)の基準が大会でおかれたり、複数の"bid"という形でAC陣が国ベースの多数決にかけられます。他にも、ACが恣意的に決まらないように公募制等の措置がとられることもあります。
→日本でもAC公募制、bid制などを検討することも可能でしょう。
・大会の結果の公開(モーションフェアネス、マッチアップ)
これは、過去のWUDC, UADCなどでなされたことですが、
☆結局モーションの勝率はどうだったのか
☆マッチアップはちゃんと公平に行われたいたのか、誰がどこをみたのか
ということは、参加者が当然に知りたいことですし、チェックアンドバランスとしても働きますね
・ジャッジの成績の公開
恣意的にジャッジブレイクが決まることを防ぐために、UADCではジャッジブレイクを完全点数順で決定しています。(これには議論の余地もあると個人的に思いますが。)しかし何かしらの方法でジャッジの成績を公開することは必要でしょう。日本でも、春Tのランキング公開、BP Novice, Pre-Australs, The Kansai等での開示制度が行われており、この制度の維持・発展が必要でしょう。
これらはほんの一握りの例ですが、日本はAC制を安定的に運用できるようになりました。言い換えると、今、AC制の透明性をあげるときにきているのではないかと思います。
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