2017年7月9日日曜日

日本語即興型ディベートの可能性 メモ

今日は日本語即興型のディベート大会に審査員として行ってきました。
(PJのマネジメントに少しだけかかわらせていただいており、大会には、議題のアドバイスと、事前資料作成などで携わりました)

即興型/調査型のディベーターがいりまじっていて、とても新鮮でした。
どっちもいいところがあって、すごくよかったです。

思ったことをいくつか、箇条書きで。

・即興型と調査型の大きな差分は①想定しているジャッジ像(専門家VS一般人)、②プレパ時間、③議題の幅
・調査型の優位性は、(①からくる)議論の厳密性とエビデンスの重視、(②、③からくる)Horizontal思考の徹底的な鍛え上げとリサーチ力
・即興型の優位性は、(①からくる)トップダウン/マクロ・ミクロのわかりやすいストラクチャーや感情的な説得力、(②からくる)即興性・スピード感、(③からくる)多くの議論への対応(教養/柔軟性)
・英語即興型と比べた際に日本語即興型の優位性は、日本語であるがゆえのよりクリティカルさ、political correctnessへの配慮、言葉への込める重さ等。

>All
日本語即興型ディベート面白いのでは?と思っています

>英語即興型ディベートをやっているみなさん
・調査型のHorizontal思考と議論の厳密性は盗むべき
・長時間かけて考えるのはたぶんもっとやったほうがいい(調査型はそこに命かけてるので。さらにいうと、うまい即興型の人は結構やってます)
・日本語でやるほうがもしかしたらより説得的なのかどうか精査できる場合があるのかも?(昔一部の大学でやっていた日本語即興型もありなのかもしれない)

と思いました。取り急ぎ

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